全身にあるツボの中でも、特に脚痩せに効く足ツボを4つご紹介します。ご紹介するツボは、産後の人にもオススメ!産後はむくみや疲れが気になる人が多いと思います。脚痩せに加えて、それらの悩みにも応えてくれますよ。
ツボは東洋医学で全身を走るエネルギーの道といわれている「経絡(けいらく)」にあって、ここを押してマッサージすることで不調を改善できると考えられています。
実は、エステでも刺激するポイントというのは、このツボと一致していることも多いそうです。ツボは健康な体をつくりつつ、スタイルのいい体をつくってくれる、一石二鳥な存在ということですね。
では、順番に脚痩せの足ツボをご紹介していきますね!
脚痩せの足ツボ1:血海(けっかい)
「血海」は、冷え・生理不順・脂肪燃焼に効くといわれています。ひざのお皿の骨の内側から指2本分上にあります。
下半身全体の血行を良くし、婦人科系や生殖器系の不調を和らげてくれます。血行促進によるひざ周り脂肪燃焼効果もあります。ひざ周りがスッキリすると、脚全体のイメージもがらりと変わるので、おさえておきたいですね!
脚痩せの足ツボ2:三陰交(さんいんこう)
「三陰交」は、冷え・むくみ・生理痛に効くといわれています。内くるぶしの骨の際から指4本分上のにあるツボです。
脚全体の血行を促進し、むくみや冷え、生理痛を和らげたり、改善してくれます。血行が悪いと、老廃物の排出がスムーズにおこなわれなかったり、代謝が落ちたり太りやすい原因になります。脚全体の血行を促進することは、脚やせの近道です。
脚痩せの足ツボ3:陰稜泉(いんりょうせん)
「陰稜泉」は、冷え・むくみ・腰痛に効くといわれています。三陰交から脚の骨にそった延長線上で、指がとまるところにあります。
血行を促進し、むくみや冷えを改善、腰痛もやわらげてくれます。産後は、授乳で前傾姿勢になったり赤ちゃんのお世話で腰が痛くなりがちです。むくみも気になる方が多いと思います。それらを同時にやわらげてくれる足ツボです。
脚痩せの足ツボ4:足三里(あしさんり)
「足三里」は、むくみ・だるさ・胃腸の疲れに効くといわれています。陰稜泉の位置の、脚の骨をはさんで対称の位置にあります。
免疫力を上げたり胃腸の疲れをとるほか、脚全体のだるさ、むくみをとります。産後4ヶ月のときに脚が非常にだるくなりました。むくみでパンパン、階段の上り下りがつらいほど。
産後は赤ちゃんのお世話で座った姿勢が多いですし、運動不足やホルモンバランスの影響で脚がむくみやすいです。ぜひ足ツボをマッサージして、脚痩せに役立ててください。
なお、足ツボをマッサージするときのポイントは3つ。
1.力加減は「いた気持ちいい」程度に
2.ゆっくりと息を吐きながら押して、ゆっくりと息を吸いながら力を抜く
3.爪を立てずに指の腹で押す
自宅で誰でも簡単におこなえるのが足ツボマッサージの魅力だと思います^^これでスッキリ美脚を目指しましょう!