出産というビッグイベントを終え、産後は疲れた身体を休める間もなく育児がスタートするママ。授乳など赤ちゃんのお世話は肩が凝るし、オムツ替えだけで腰が痛くなったりしますよね。
マッサージに行きたいけど、そんな時間はママにはありません。そこで頼りたくなるのが身近な存在の旦那さん。
しかし、マッサージのプロではない旦那さんがほとんどでしょう。産後のママの身体に旦那さんのマッサージは大丈夫なのでしょうか?
腰や背中のマッサージは避けましょう
腰や背中のマッサージは、避けておきましょう。国家資格である鍼灸師によると産後3ヶ月が経過するまでは触らないほうがよいそうです。
産後の骨盤は、歪んでいる人がほとんどだそう。出産を経験し、骨盤が正しい位置に収まっているケースはほぼ無いのだそうです。
歪んだ骨盤やその周辺を、素人である旦那さんがマッサージすることで、骨盤の歪みをさらに悪化させたり、痛みを感じることがあるよう。
骨盤はデリケートな存在で歪みが起こりやすく、また、その歪みが女性の身体にいろんな不調をもたらします。
なので、産後3ヶ月を過ぎるまでは身近な人にマッサージしてもらうのはやめておきましょう。
では次に、骨盤がどれほどヤワなのか見てみましょう!
骨盤は毎月開いて出産でダメージを受ける
生理が始まると便秘が解消される。生理中は便秘が治って、なぜか快便。そんな経験を持つママが多いのではないでしょうか。
実はこれ、生理がくると骨盤が開くからおこることなんです。毎月やってくる生理でさえ、骨盤は動いているというわけです。
それほど、骨盤はよく動く。すぐに歪みが起こるというのも納得できます。
骨盤は出産で最大限に広がりますよね。妊娠期間中に半年ほどかけてゆっくりと骨盤が開いていき、産後1ヶ月ほどでギュっとしまります。
でも、産後の1ヶ月ってどうでしょうか?骨盤なんて気にかけていられませんよね?
産後自分の疲れに気づいたときがメンテナンスの始め時
産後1ヶ月は自分の身体のことを考えられていたでしょうか?たった今産後1ヶ月以内の人は、骨盤のことを気にかけていますか?
無理ですよね(>_<)目の前の小さな命を守ることに全力を注いでいたはずです。2~3時間ごとの授乳を、右利きの人は左腕で赤ちゃんを抱き、ゆっくり眠って身体を休めることもできず、身体はボロボロです。
出産で開ききって歪んだ骨盤に、さらに育児で受ける腰や背中へのダメージ・・・そして肩コリや腰痛、頭痛、めまいに吐き気・・・
出産で感動し、産後直後は育児に奮闘、「私すごく疲れているかも・・・」そう気づくのは、だいたい産後3~6ヶ月がたったときと言われるそうです。
大事なのは、この自分の疲れに気づいたとき。このときに、疲れや骨盤の歪みを放っておかないでくださいね。二人目不妊やツラい更年期障害を迎えることになりかねません。
産後に自分でできるセルフケアはたくさんあります。
産後のむくみや疲れはさまざまな理由から起こりやすいですよね。第二の心臓と呼ばれるふくらはぎをマッサージするだけでも血流が改善され、リンパの流れも良くなり、身体全体の巡りがよくなります。
簡単なリンパマッサージをして寝るだけでも、翌朝目覚めると「スッキリ」を体感することができるでしょう!
骨盤を整えるエクササイズや、リンパを流すマッサージをおこなうことで身体はみるみる生まれ変わりますよ^^