産後のグラグラの骨盤に、ふだん何気なくとっている行動で、さらなる骨盤のゆがみを引き起こしているかもしれません。
そんなふだんの行動をほんの少し変えてみるだけで、骨盤のゆがみは解消できます。その方法をご紹介しますね!
骨盤のゆがみを招く行動
ふだん、あなたがどんな行動をとっているのか、少しチェックしてみてください。骨盤のゆがみを引き起こす行動をとっていませんか?
ふだんの行動をチェック
・横座りやアヒル座りをする
・脚を組んでイスに座る
・イスやソファにもたれて座る(腰を丸くして)
・ヒールの高い靴や厚底の靴をはく
・ローライズジーンズや窮屈なズボンをはく
・添い乳をしたまま寝る
脚を組んだり、寝っころがりながらの授乳は、骨盤や骨盤周辺の筋肉や関節に負担をかけてしまいます。
ほかにも、意外かもしれませんが、ローライズのジーンズをはいたりすることも、骨盤のゆがみを助長しかねません。
ほんのささいなことが骨盤をゆがませ、不快な症状を引き起こす原因になります。
気を付けれるところは気を付けましょう。ただ、添い乳だけは譲れない・・・そんな方もいますよね。
骨盤に悪いとわかっていても、せずにはいられない!そんな場合は、骨盤エクササイズでゆがみを解消していきましょう!
子どもの抱き方にも要注意
子どもの成長はとても嬉しいものですが、それとともに子どもの体重もズシンと重たくなってきますよね。
たった1年で、生まれたときのおよそ3倍になります。そこで注意したいのが、子どもの抱っこの仕方です。こんな抱き方をしていませんか?
・腰の骨をまたがせるように抱っこする
・自分の方に引き寄せないで抱き上げる
・しゃがまずに腰を折って抱き上げる
育児をしながら家事もしなくちゃいけないけど、子どもは待ってくれませんよね。抱っこしてほしくて泣く子どもを放っておけず、片手で子どもを抱えながら家事をこなす、なんてことも多々あると思います。
そのときの抱っこの仕方が骨盤をゆがませてしまいます。
それから、ほんのちょっとしたことなんですが、抱き上げ方によっても骨盤に大きく影響してしまいます。
少し気を付けるだけなので、子どもを自分に引き寄せて、しゃがんでから抱き上げる、これをクセづけたいですね。
正座の習慣が骨盤のゆがみを解消
地べたに座るときは、「正座」がおすすめです。左右のひざの間に、にぎりこぶしが1つ分あいている座り方が正しい正座の仕方です。
それから、左右の親指や足の甲が重ならないように、つま先をぴったりとつけて座ります。腰は立てて、猫背にならないようにしてくださいね。
座るときは片脚ずつひざをおろして、立つときは両ひざをついて立ちます。おむつ替えのときなど、赤ちゃんのお世話をしていると、なにかと地べたに座る機会が多いと思うので、正しい正座を身につけてくださいね。
子どもだけじゃなく、自分自身も大切に
妊娠中は、おなかの赤ちゃんのために起きたり寝たりするのにも気をつかっていたけど、産後の今、自分のことを気にしていない。。。
そんなお母さんはきっと多いですよね。自分にかまっていられない、本当によくわかりますが、ふだんの何気ない行動が骨盤のバランスを崩しています。
太ももが太るだけじゃなく、体全体に不快な症状をもたらすのが骨盤のゆがみなので、ぜひ生活習慣を見直しましょう!