産後に激しいエクササイズは控えたい。でも、妊娠・出産で受けた骨盤のダメージも回復させたい。そこで、骨盤のゆがみを解消するエクササイズとしてオススメするのが骨盤回しです。やり方が難しいとか、道具が必要だったり、ハードだったりすると続けることが難しいですが、この骨盤回しは簡単なうえに、効果が抜群なんです！
骨盤のゆがみを解消する骨盤回しの効果とは
骨盤まわしをおこなうことで、骨盤を支えている骨盤周辺の筋肉がほぐれ、骨盤のゆがみを解消でき、太ももが引きしまってきます。でも、どうして骨盤のゆがみを解消できると太ももが痩せやすくなるのでしょうか？
出産を経験した人は、骨盤がゆがんでいる場合が多いと言われますよね。実は、出産を経験することで、骨盤が後ろに倒れる（後傾する）ケースが多いのだそうです。骨盤が後ろに傾くことで、お腹の筋肉が緊張し、腰の筋肉が伸びきった状態になります。
するとどうなるのか？まず、お尻が垂れます。お尻が下がり、横へと広がりやすくもなります。産後にヒップラインが気になる人が多いのはこのためです。そして、垂れたお尻から流れてくる脂肪は太ももをどんどんと太くしていきます。
骨盤回しをすることで、骨盤を元の正しい位置へ誘導することができるので、垂れ尻を解消しながら太ももを細くすることができます。もちろん、骨盤のゆがみを解消できれば、ほかの体のゆがみも整ってくるので、痩せやすい理想の体へと変化させることができます。
さらに、骨盤を回すと骨盤を支えている筋肉だけではなく、鍛えづらいとされる体の奥深くのインナーマッスルに刺激を与えることもできます。インナーマッスルが鍛えられるで代謝がよくなり、これもまた痩せやすい体質をつくることになります。骨盤まわしはメリットがいっぱいの最強エクササイズです(^^)
簡単！基本の骨盤回しの方法
本当に簡単なので、難しいテクニックは必要ありませんが、しっかりと骨盤を回すための３つのポイントを説明しますね。
★ 上半身が動かないように気をつける
★ 肛門をキュッとしめることを意識しておこなう
この３点を意識すると、骨盤まわしの効果をしっかりと実感できると思います。
特に、お尻の穴を引きしめることは、骨盤底筋を鍛えることになり、お尻のたるみや太ももの広がりを抑えてくれます。また、婦人科系のお悩みを抱えている人にも効果が期待できますよ。
骨盤まわしに慣れたら八の字エクササイズに挑戦！
骨盤をただ回すだけじゃなく、もう少し刺激のある骨盤エクササイズをしてみたい！という人のために、骨盤まわしの応用編をご紹介したいと思います。それが、「８の字エクササイズ」です。
オチョダイエットをご存知でしょうか？ちょっと前になりますが、俳優の進藤学さんがTV番組などで紹介しまくっていました。進藤学さんはアルゼンチンタンゴの講師資格を持っていて、そのステップをもとにダイエット法として考案されたのがオチョダイエットです。で、スペイン語で「８」を「オチョ」というそうなんです。まさに、「８の字エクササイズ」は、オチョダイエットなんです。
フフッ・・・と笑ってしまうのですが、これがオチョダイエットです。いいねぇ～（笑）
【８の字エクササイズの方法】
ふつうの骨盤まわしが、骨盤で「〇」を描くとすると、８の字エクササイズは骨盤で横向きの「８」を描くように腰を回します。自分の姿勢から見ると、無限大の記号「∞」を描くことになります。
ウエストをシェイプするような気持ちでやってみてください。８の字を描くことに意識がいってしまって、肩が上がったり、体がかたむいたりしないように注意してくださいね。
骨盤まわしを気軽に始めてみよう
テレビを見ながら、歯磨きしながら、ドライヤーをしながら・・・気軽にどこでもグルグル回すことができますよね、人目を気にしなければ（笑）。どこでも気軽にできるので、続けることが簡単。骨盤まわしをしながらダイエットした人にダイエット成功者が多いのは、簡単だから続けることができたという理由があげられるようです。
また、太もも痩せだけでなく、くびれもキレイにつくることができます。自分の体がキレイになっていくのを実感できれば、さらに続ける 意欲がわきますよね。２～３週間で体重を落とすことができた、という人もいるくらいです。
だますつもりはありませんが、だまされたと思って骨盤まわしを続けてみてください(^^)これを習慣にして、キレイな体づくりを始めてみましょう！
