みなさん、産後は妊娠前に比べてどれくらい太ももが太くなりましたか?もし、変わっていないという人がいたら、ただただ羨ましい限りです(笑)。
産後は、どうしても下半身、とくにお尻や太ももにお肉がつきがちですよね。そして、太ももをプニッとつまんでみればボコボコのセルライトが現れるという人も多いかもしれません。
その憎きセルライトの正体をきちんと知って、正しい知識を身につけることでセルライトの対策につなげましょう!
セルライトとは?
まずは言葉からいってみましょう!
セルライトという言葉は、「セル」が細胞を意味し、「ライト」というのは、~ライト、タイト、ナイトなど、鉱石の語尾についているのと同じで、石を表します。
つまり、セルライトとは「細胞の塊」のような意味が語源です。
で、別名「オレンジピールスキン」とも呼ばれます。オレンジの外果皮のような肌ということですね。オレンジの皮って、よくボコボコしたものの例えに用いられますが、セルライトもオレンジで例えたみたいです。
ガッカリさせるわけではありませんが、肌をつまんでみたり、引っ張ったりしなくてもオレンジピールスキンになっていたら、それは結構、ヤバイ状態です。
セルライトの正体って?
産後に太もものセルライトがメチャクチャ増えたー!って私自身思っていました。でも、セルライトの正体って、なんだかよく分からなくないですか?
脂肪なんだろうけど、あえて「セルライト」と命名されている。どんな恐怖の物体なんだろうか??
そう昔は思っていましたが、調べてみればいろんな事情が絡んでいるんだろうな、とわかりました。
ずばり、セルライトはただの脂肪です(笑)。
外科医の人がこんなことを言っていたそうですよ。「手術中に、セルライトというモノを見たことがない。」
はい、医学的にセルライトなんて存在しないみたいなんです。だって、ただの脂肪だから。身体の表面にボコボコして見える脂肪があるからといって、それが直接健康に被害を与えることはありません。
医学的にはセルライトは存在しない。これを知ったとき、「え!?私は誰にだまされてるんだろう!?セルライトの恐怖をあおっているものは何!?」なんて思ったりしました。
でもでも、決してあのボコボコが美しいとは言えません。むしろ、ちょっと汚い感じがするし、ん~・・・なくていいかな。いや、ない方が俄然いい!むしろ、ボコボコのないシュッとしたキレイな太ももに憧れます。
ということで、あのボコボコに「セルライト」と名づけたのは、ヨーロッパの美容業界なんです。
セルライトを消し去って、キレイな脚を目指すためにエステに行きましょう♪by美容業界☆みたいな感じですかね(^^)
よく目にするのは、セルライトは「脂肪と老廃物の塊」なんです(怖)!ってわざわざ書いてある記事など見かけますが、特にセルライトだからって騒ぐ必要は無いと思ってます。
ただ、内臓脂肪と違って、皮下脂肪は燃焼されにくいという性質があるんです。だから、お腹の脂肪に比べて、やはり太ももやお尻の脂肪は減らしにくいというのは残念ながら事実です。
それから、セルライトと呼ばれるあのボコボコは脂肪の塊なわけですが、皮膚をつまんだり引っ張ったりしなくとも、ボコボコがすでに現れているという状態は、それなりに皮下脂肪がたっぷりついているということです。
産後の脂肪は、水分を多く含んでいます。だから流しやすい。脂肪は消えたり、溶けたりしませんが、流すことはできます。
しかも、意外かもしれませんが、脂肪はリンパ液に乗って流れるんです。だから、産後のセルライトを消し去るにはどうすればよいのか、なんとなく分かっていただけたと思います(*^_^*)