リンパマッサージやリンパドレナージュ、どちらもむくみ対策としてよく耳にするようになりましたよね。でも、その違いって何だろう??どちらの方が効果があるんだろう??
そう思ったので、その違いを調べて見ました(^^)
リンパドレナージュとは
リンパドレナージュとは、リンパ排出法という意味のようです。「ドレナージュ」はフランス語で「排出」という言葉だそうなんです。なので、直訳すると「リンパ排出法」というところですね。そのまんまですが。
で、どんな方法なのかというと、リンパドレナージュとは、手で筋肉を温めほぐすことで、滞っているリンパの流れをスムーズにして、身体の中にある老廃物の排出を高める施術のこと、なんだそうです。
私の昔の職場に、子宮ガンの手術をした人がいて、リンパも一緒に切除していました。やっぱりリンパが減ると、むくみがツラいとよく言っていて、ひどいときはゾウの脚みたいになってましたね。
その人はむくみのことを「リンパ浮腫」って呼んでいましたが、そのリンパ浮腫の対策として、病院でリンパドレナージュを教えてもらうと言ってました。なので、私の中でのリンパドレナージュって、ちょっと専門的なイメージがあります。
でも、リンパドレナージュはむくみ対策だけじゃなく、痛みを和らげたり、糖尿病などの疾患、リラックスや疲労回復、美容に効果があると言われています。その効果は幅広いようですね。
リンパマッサージとリンパドレナージュの違いって?
リンパドレナージュを知れば、なおさらリンパマッサージとリンパドレナージュの違いって??と疑問に思いますよね。だって、リンパドレナージュの効果がリンパマッサージの効果とよく似ている・・・というか同じだからです。
リンパマッサージは、「リンパの流れに合わせてマッサージする」ことでリンパの流れをよくすることを言います。
一方、リンパドレナージュは、「リンパの流れが滞っている原因を取り除きながら」リンパの流れをよくする、ことを言うようです。
なので、リンパマッサージとリンパドレナージュの違いって、リンパの流れをよくする考え方が、少しだけ違うといったところのようです。
リンパドレナージュは先にも言いましたが、フランスで生まれて、ヨーロッパやアメリカで発展して、病院などの医療現場で活躍してきたようです。
でも、日本では「ドレナージュ」という言葉がなかなか定着しなかったみたいです。なので、「マッサージ」と呼んで、日本独特のスタイルを確立しながら、美容効果やリラックス効果に特化した今現在のかたちになったということです。
ということで、結論としては、リンパマッサージもリンパドレナージュもリンパの流れをよくする方法で、どちらもよく似たもの。決定的な違いはありませんでしたね。
違いを知ろうとしたことで、リンパの流れをスムーズにすることがどれだけ大切に考えられてきたのか、少し分かった気がします。