産後の体調不良や赤ちゃんのお世話、睡眠不足に慌ただしい毎日ストレスを溜めていませんか?関係なさそうですが、太もも痩せとストレスの関係って、とっても深いんです。
ストレスがむくみを引き起こす
交感神経と副交感神経という、正反対のはたらきをする2つの神経から成り立っているのが自律神経です。この2つがバランスよくはたらくことで、健康を維持しています。
でも、ストレスを感じると交感神経が優位にはたらき、自律神経のバランスが崩れてしまいます。すると、血管が収縮して血液の流れが悪くなり、同時にリンパの流れが悪くなってむくみが起こります。
なので、ストレスによって心臓から一番遠い脚がむくみやすくなり、太ももに脂肪がつきやすくなってしまいます。太もも痩せに過度のストレスは大敵です。
ストレスホルモンが脂肪をつきやすくする
ストレスを感じると、コルチゾールと呼ばれるホルモンが増加します。このコルチゾールは、ストレスホルモンとも呼ばれます。コルチゾールは、人の生命維持活動に不可欠なとっても大切なはたらきをするホルモンなんですが、増えすぎると私たちの体にいろんな影響を及ぼします。
コルチゾールが増加すると、血糖値の上昇を抑えるインスリンの分泌を、抑制してしまうはたらきがあります。インスリンが分泌されにくくなると、血糖値がどんどん上昇してしまうことに。血糖値が高くなると、脂肪が蓄えられやすくなって、その結果太りやすくなります。
また、コルチゾールは食欲を抑えるホルモンも減少させてしまします。つまり、ストレス状態が続くと、食欲の暴走を招くことになりかねません。過剰にストエスを感じると、ついつい食べ過ぎてしまうのは、こういった理由だったのですね。
では、ストレスを解消するにはどうすればいいのでしょうか??
ストレスを感じたらストレス解消を
そうはいってもストレスを感じずに生活を送ることはできませんよね。ましてや産後。ストレスを感じたら、溜め込まないように、適度に解消するように心がけましょう。
ストレス解消に一番いいのは、体を動かすことです。少し伸びをするだけでも、スッキリしませんか?体を動かすことで、エネルギーの消費にもつながります。少し意識して、簡単に体を動かしてみましょう。
ストレスをためないようにするには
1日に5分でもいいので、1人になる時間をつくってみてください。旦那さんに子どもをみてもらって、近くのコンビニに足を運ぶだけでも全然違います。自分では気がついていないストレスなんていうのもありますよね。ちょっと一息つく時間は大切ですよ。
産後はホルモンバランスの影響で自分自身の体がしんどくても、赤ちゃんのお世話に時間がとられたり、思い通りにならないことも多いです。ちょっと疲れているかも!?と感じたときは、旦那さんや周りの人にお願いして、1人の時間をつくってみましょう。
ストレスはリンパの流れを悪くします。そして太もも痩せが困難になります。それがまたストレスになってしまう前に、ストレスは発散しましょう!